「ギターを売りたいけど、どの買取業者がいいのか分からない」「大切にしてきたギターを少しでも高く売りたい！」

ギターの売却を考える際、どこで売ればいいのか迷ってしまうことはないでしょうか。

買取価格は業者によって異なり、選び方次第で査定額に大きな差が出ることもあります。

そのため、実績豊富で信頼できる買取業者を選ぶことが重要です。

この記事では、2025年最新のギター買取おすすめ業者15選を紹介し、それぞれの特徴や買取のポイントについて詳しく解説します。

ギターを初めて売る方や、より高く売却したいと考えている方は、最後まで読むことで、自分に最適な買取業者が見つかるはずです。

ギター買取おすすめ業者15選！ギター売るならこの業者

ギターの買取業者選びに悩んでいませんか？

業者によって査定額に差があるため、しっかり比較して信頼できる業者を選ぶことが重要です。

ここでは、全国的に評価が高く、高価買取の実績があるおすすめの業者を15社紹介します。

各業者の特徴を知り、自分に合った買取先を見つける際の参考にしてみてください。

• 楽器の買取屋さん
• 福ちゃん
• 楽器買取アローズ
• バイセル
• コメ兵
• ニーゴ・リユース
• シモクラ楽器
• イシバシ楽器
• クロサワ楽器店
• タカミツ楽器
• HYBRID GUITARS
• トイズキング
• 島村楽器
• ハードオフ
• セカンドストリート

それでは、順番に紹介していきます。

楽器の買取屋さん

楽器の買取屋さんは、ギターをはじめとする多種多様な楽器の買取を行っている専門業者です。全国に複数の拠点を構え、広範囲でサービスを提供しています。特に、出張買取サービスが充実しており、自宅での査定を希望する方にとって便利です。スタッフが訪問し、その場で査定を行い、納得できれば即現金での支払いが可能です。また、査定料や出張費などの追加費用は一切かからないため、利用者にとっては負担が少なく、安心して利用できます。

さらに、楽器の買取屋さんでは、他店との相見積もりを歓迎しており、より良い条件での買取を目指す姿勢が顧客から高く評価されています。査定額に納得できない場合でもキャンセル料は無料で、気軽に利用できる点も特徴です。楽器の種類に関係なく、細かい査定を行っているため、希少価値のあるギターやオーディオ機器も適切な価格で買取が期待できます。

買取店舗への持ち込みも可能で、直接訪れて査定を受けることもできます。どの方法でも、迅速で誠実な対応をしているため、安心して利用できる買取業者と言えるでしょう。

福ちゃん

​福ちゃんは、神奈川県を中心に楽器の買取サービスを展開しており、ギターやウクレレなどの弦楽器、フルートやサックスなどの管楽器の買取を行っています。​福ちゃんの特徴として、経験豊富な査定士による丁寧な査定が挙げられます。​査定士は楽器の価値を正確に評価し、強引な買取を避け、納得のいく価格を提示しています。​また、訪問料や査定料、送料、振込み手数料などの手数料はすべて無料で、提示された査定額から差し引かれることはありません。

さらに、楽器1点からでも喜んで査定を行っており、アコースティックギターやウクレレだけでなく、ヘッドフォンやスピーカーなどのオーディオ機器の査定も可能です。​神奈川県内では出張買取も対応しており、直接自宅まで訪問しての査定・買取を行ってくれます。

実際にサービスを利用した顧客からは、査定士の丁寧な対応や納得のいく買取金額に満足する声が多く寄せられています。​希少価値の高いギターの買取においても、専門知識を持つ査定士が適切な評価を行ってくれる点で評価が高いです。

楽器買取アローズ

​楽器買取アローズは、ギターをはじめとするさまざまな楽器の買取を専門に行う宅配買取サービスです。​実店舗を持たず、宅配買取に特化することで、人件費や店舗運営費を削減し、その分を買取価格に反映させています。

​利用者はWebサイトや電話から申し込むと、無料の梱包キットが自宅に届き、指定した日時に無料で集荷してもらえます。​査定後、買取金額に同意すれば、最短24時間以内に指定の口座へ入金される迅速な対応が魅力です。​公式サイトでは、ギターを含む各種楽器の買取価格や実績が公開されており、売却を検討している方にとって参考になります。​

複数のキャンペーンも随時実施されており、まとめ売りや大口査定による買取額アップなど、利用者にとって嬉しい特典が用意されています。​ただし、宅配買取のみのサービスのため、直接店舗での査定や即時現金化を希望する方には不向きかもしれません。​しかし、宅配買取の手軽さと高価買取を求める方には、楽器買取アローズは適した選択肢と言えるでしょう。​

バイセル

​バイセルは、ギターを含む楽器の買取を専門とするサービスを提供しており、Gibson、Fender、PRSなどの有名メーカーのギターを高額で買取っています。

バイセルの特徴は、ギターに精通した専門の査定士が在籍している点です。彼らは各モデルや状態に基づいて正確な査定を行い、ユーザーに納得のいく価格を提示します。査定料や出張料、送料などはすべて無料で、買取契約に至らない場合でもキャンセル料がかかることはありません。利用者はリスクなくサービスを利用できるため、安心感を持って買取を依頼できます。

また、バイセルは、出張買取、店頭買取、宅配買取の3つの方法を提供しており、自分の都合に合わせて最適な買取方法を選べます。これにより、忙しい方や遠方に住んでいる方でも、気軽にギターを売却できる環境が整っています。過去には、Gibsonのレスポールスタンダード70’sモデルが最大204,000円、Fenderのクラシックプレイヤーストラトキャスターが最大102,000円で買取された実績もあります。

バイセルは高額査定を実現するだけでなく、迅速で便利な買取方法を提供しており、ギターを高価買取してもらいたい方にとって、非常に信頼できる選択肢となっています。

コメ兵

​コメ兵は、日本最大級のリサイクルショップで、楽器の買取にも力を入れています。​特にギターの買取においては、専門の査定スタッフが中古市場の価格相場を踏まえ、一つひとつ丁寧に査定を行っています。​これにより、業界最高水準の買取価格を実現しています。

取扱いブランドは、Fender、Gibson、Martin、YAMAHA、Ibanezなど。​また、アコースティックギター、エレキギター、ベースなどの弦楽器から、サックス、フルート、トランペット、クラリネットといった管楽器まで、幅広い楽器の買取を行っています。

買取方法としては、店頭買取と宅配買取の両方を提供しています。​宅配買取では、無料の宅配キットが用意され、送料やキャンセル料もかかりません。​また、LINEを活用した査定サービスも開始しており、手軽に見積もりを依頼できます。さらに、査定完了後の入金スピードも速く、翌日には指定の口座に振り込まれるため、迅速な現金化が可能です。

ニーゴ・リユース

​ニーゴ・リユースは、オーディオ・楽器・カメラの専門買取店として、ギターの高価買取に特化したサービスを提供しています。​専門知識を持つスタッフが、ギターのブランド、モデル、製造年、状態などを詳細に査定し、公正かつ適正な価格で買取を行います。​たとえ古いギターや故障しているものでも、その価値を最大限に評価し、1点ずつ丁寧に査定してくれます。

​ニーゴ・リユースは全国8拠点を展開し、25都道府県のエリアをカバーすることで、広範な地域での無料出張買取サービスを実現しています。​出張料、査定料、キャンセル料は一切かからず、査定金額に納得できなかった場合は、キャンセルも可能です。​また、店頭買取も行っており、直接店舗に持ち込んでの買取にも対応しています。

ニーゴ・リユースの特徴として、スタッフの対応満足度が96.1%、再利用意向が96.8%と高い評価を得ています。​これは、専門知識を持つスタッフが丁寧に査定し、利用者との対話を重視した接客を行っているためです。​さらに、年間買取点数は100,000点以上に達しており、多くの利用者から信頼を得ています。

シモクラ楽器

シモクラ楽器は、ギターをはじめとする楽器の買取において、高額査定と迅速な現金化が魅力の専門店です。​エレキギター、アコースティックギター、ベース、ウクレレなど、さまざまな楽器の買取を行っており、専門スタッフが楽器のコンディションや付属品を丁寧に査定します。​査定金額にできれば、その場で即現金にて支払いが受けられます。 ​

買取方法は、店頭買取、宅配買取、楽器引き取りサービスの3種類から選択可能です。​店頭買取では、予約不要で営業時間内に楽器を持ち込むだけで、スピーディーな査定と即現金化が受けられます。 ​宅配買取では、全国送料無料で梱包不要のサービスを提供しており、楽器をケースに入れて手渡すだけで、面倒な手続きも不要です。 ​また、楽器引き取りサービスでは、自宅まで楽器を引き取りに来てもらう手配も行っています。

さらに、シモクラ楽器では店頭買取時に査定額が10％アップするクーポンも提供しています。 ​買取時には、本人確認書類（運転免許証、健康保険証など）の提示が必要で、未成年の方は親権者・保護者の承諾が必要です。 ​シモクラ楽器は、長年の信頼と実績を持つ中古楽器専門店として、安心して楽器を売却できる環境を提供しています。

イシバシ楽器

イシバシ楽器は、1938年創業の老舗楽器専門店で、ギターの買取においても高い評価を受けています。​Gibson、Fender、Martin、PRSなどの有名ブランドのエレキギターやアコースティックギターを高価買取しており、ハイエンドギターやヴィンテージギターに関しては、豊富な買取販売実績を持つ専門スタッフが査定を行います。

買取方法は、利用者のニーズに合わせて選択可能です。​店舗への持ち込みによる店頭買取では、即日現金での支払いが可能です。​また、複数本のギターを売りたい方や、重くて持ち運びが難しい場合には、無料の出張買取サービスを提供しています。​遠方の利用者や時間が取れない方には、専用の梱包キットを無料で提供する宅配買取も利用できます。

査定に関しては、楽器専門店として培った商品知識とノウハウを持つ専門スタッフが、その楽器に適した査定額を算出します。​また、LINEを利用した簡単な査定も可能で、スマートフォンで撮影した画像を送るだけで、手軽に査定を依頼できます。

クロサワ楽器店

クロサワ楽器店は、ギターをはじめとする楽器の買取サービスを提供しています。​店頭買取では、直接店舗に楽器を持ち込むことで、その場で査定・買取手続きが行われます。​査定の際には、身分証明書と印鑑が必要です。​また、宅配買取も利用可能で、専用フォームから申し込みを行い、必要書類と共に楽器を送付することで査定が行われます。さらに、大型の楽器や持ち運びが難しい場合には、出張買取サービスも提供しています。​

クロサワ楽器店の特徴として、自社修理工房を持ち、多少の不具合がある楽器でも適切に評価してくれる点が挙げられます。​また、楽器への深い知識を持つスタッフが在籍しており、特別なカスタム品や限定品などの価値も正確に査定してくれます。

​買取方法が複数用意されているため、都合に合わせて選択できるのも魅力です。​ただし、買取価格が想像より安いと感じる場合もあるため、複数の店舗で見積もりを取ることをおすすめします。​全体として、クロサワ楽器店は迅速かつ納得のいく査定を行っており、愛用の楽器を手放す際の選択肢として検討する価値があります。

タカミツ楽器

​タカミツ楽器は、ギターをはじめとする多様な楽器の買取を行っている専門店です。​全国対応の出張買取、宅配買取、店頭買取の3つの方法を提供しており、利用者の都合に合わせて選択できます。​

出張料、査定手数料、送料（宅配買取の場合）など、すべての手数料が無料で、査定後のキャンセルも手数料なしで対応しています。​事前査定では、電話やメールで楽器の情報を伝えることで、最低買取価格と上限買取価格を提示してもらえます。​そのため、実際の買取価格とのギャップを最小限に抑えることが可能です。​

また、GibsonやFenderのギター、ベース類の買取成約時には、金額プラス1,000円のキャッシュバックキャンペーンを実施しています。​さらに、壊れている楽器でもモデルによっては買取可能な場合があるため、まずは相談してみるのがおすすめです。

HYBRID GUITARS

HYBRID GUITARSは、東京都新宿区に位置するギターおよび楽器の買取専門店です。​Gibson Custom Shop、Fender Custom Shop、James Tyler、Suhrなどの高級ギターブランドの買取を積極的に行っており、見積もりはすべて無料です。​また、エフェクトボードの製作やエレキギター、アンプ、エフェクターの修理など、多岐にわたるサービスも提供しています。​

買取の際には、電話での問い合わせにより最短1分で正確な見積もり価格を提示する迅速な対応が特徴です。​さらに、他店よりも高価な査定額を提示することを目指しており、徹底したコスト削減や世界中に広がる販売網を活用しています。​

HYBRID GUITARSは、ミュージシャンからの信頼も厚く、高額査定が期待できる店舗です。​ギターや楽器の売却を検討されている方は、ぜひ一度相談してみてはいかがでしょうか。

トイズキング

​トイズキングは、ギターをはじめとする楽器全般の高価買取を行っている専門店です。​ギター、ベース、電子ドラム、バイオリン、サックス、トランペットなど、多種多様な楽器の買取に対応しています。

​買取方法としては、宅配買取、店頭買取、出張買取の3つがあり、利用者の都合に合わせて選択できます。​特に出張買取は、日本全国どこでも無料で対応しており、大量の楽器や大型の楽器でも安心して依頼可能です。​査定は専門知識を持つスタッフが担当し、壊れた楽器でも修理可能な場合は高価買取が期待できます。​

即現金化に対応している店頭買取では、リラックススペースも用意されているため、待ち時間でも快適に過ごせるのも魅力でしょう。​また、LINE査定も提供しており、手軽に査定を依頼できます。​さらに、店頭・出張買取では、買取金額に応じてVポイントが貯まるサービスも実施中。​トイズキングは、楽器買取のスペシャリストとして、利用者を第一に考えたサービスを提供している買取業者です。

島村楽器

島村楽器は、全国に店舗を展開する楽器専門店で、ギターの買取サービスを提供しています。​買取方法は、店舗買取、出張買取、宅配買取、委託販売の4種類から選ぶことができ、利用者の都合に合わせた柔軟な対応が可能です。​店舗買取では、直接店舗に楽器を持ち込むことで、その場で査定と支払いが行われ、通常の買取価格より5%アップの特典があります。

出張買取は、大型楽器や複数の楽器を売却したい方に適しており、自宅までスタッフが訪問して査定・引き取りを行います。​宅配買取では、指定の店舗へ着払いで楽器を送る方法で、無料の梱包キットが用意されています。​委託販売は、通常の買取よりも高く売れる可能性があり、自分で販売価格を決めたい方におすすめです。

買取対象のギターブランドも豊富で、エレキギターではGibson、Fender、Ibanez、アコースティックギターではMartin、Taylor、YAMAHAなど、多岐にわたります。​また、査定額をアップするキャンペーンや、下取り時の特典も充実しており、楽器の買い替えを検討している方にとって大きなメリットです。

ハードオフ

ハードオフは、全国に900店舗以上を展開するリサイクルショップで、ギターをはじめとする楽器の買取・販売を行っています。​エレキギター、アコースティックギター、ベースなど、多様なギターを取扱い、Gibson、Fender、YAMAHAなどの有名ブランドも対象としています。

買取方法は、店頭買取、出張買取、オファー買取の3種類があり、利用者の状況に応じて選択できます。​特に、オファー買取ではスマホアプリを通じて売りたいギターの写真を送ることで、概算の買取価格を知ることが可能です。

ギター本体だけでなく、エフェクターやアンプなどの周辺機器も買取対象です。​また、弦が張っていないギターやネックが折れているギター、さらにはギターケースのみでも買取を行っています。ただし、象牙を使用した楽器やローン支払い中の楽器、音楽制作ソフトなど、一部買取が難しい商品もあるので、事前に確認が必要です。

セカンドストリート

セカンドストリートは、全国に約750店舗を展開するリユースショップで、ギターをはじめとする楽器の買取を積極的に行っています。​エレキギターやアコースティックギター、エレキベースなど、多種多様な弦楽器が買取対象です。​

買取方法は、店頭買取と宅配買取の2種類があり、利用者の都合に合わせて選択できます。​店頭買取では、その場で査定し、即現金化も可能。​宅配買取では、スマートフォンから簡単に申し込みができ、自宅まで集荷に来てくれるため、忙しい方におすすめです。​

また、セカンドストリートでは定期的に買取金額アップのキャンペーンを実施しており、公式サイトやSNSで最新情報を確認できます。​さらに、ギターを高く売るコツとして、事前に楽器をきれいに清掃し、付属品を揃えることが推奨されています。​ただし、状態が著しく悪いものや必要不可欠な付属品が欠品しているものは買取不可となる場合があので、あらかじめ確認しておくと良いでしょう。

ギターの買取相場一例を紹介！査定価格の参考にしよう

ギターを売る際、「どれくらいの価格で買取されるのか？」と気になる方も多いでしょう。

買取価格はブランドやモデル、状態によって大きく異なります。

GibsonやFenderは特に高値で取引されやすく、TaylorやPRS、GRETSCHもモデルによっては高価買取が期待できます。

ここでは、主要ブランドごとの買取相場を紹介するので、売却の参考にしてください。

Gibsonの買取相場一例

Gibson（ギブソン）は、エレキギター市場において長い歴史を持つブランドであり、「Les Paul」や「SG」といった定番モデルが世界中で人気です。そのため、中古市場でも高値で取引されることが多く、状態次第では買取価格も大きく変動します。

例えば、「Gibson Les Paul Standard 1959 Reissue」はヴィンテージギターの中でも特に高く評価されており、状態が良い個体では買取価格が50万円を超えることもあります。また、比較的新しい「Gibson Les Paul Standard 2020年モデル」では、15万円〜25万円ほどの買取相場となっています。「Gibson SG Standard」の場合、10万円〜18万円程度の査定価格が一般的です。

Gibsonのギターは、ヴィンテージモデルや限定モデルになるとさらに高額になる傾向があり、カスタムショップ製の「Gibson Custom Shop Les Paul Custom」などは30万円以上の査定が期待できます。また、純正のハードケースや保証書、オリジナルのパーツが揃っていると査定額がプラスされるため、売却時には付属品の有無を確認することが重要です。複数の業者に査定を依頼し、適正な価格で買取してもらうようにしましょう。

Fenderの買取相場一例

Fender（フェンダー）は、エレキギターの代名詞とも言えるブランドであり、「Stratocaster」や「Telecaster」などの定番モデルが中古市場でも根強い人気を誇っています。特にアメリカ製のモデルは高額で取引されやすく、状態が良いものは高価買取が期待できます。

例えば、「Fender American Professional II Stratocaster」は、8万円〜15万円ほどの買取相場となっています。一方で、「Fender Custom Shop 1962 Stratocaster Relic」のようなカスタムショップ製のモデルは、30万円以上の査定価格がつくこともあります。「Fender Telecaster」も同様に需要が高く、「American Professional II Telecaster」は8万円〜13万円程度の買取価格が相場となります。

また、日本製（Made in Japan、MIJ）のFenderギターは、3万円〜8万円ほどの査定価格が一般的です。USA製に比べると買取額は低めですが、モデルや製造年によっては高く評価されることもあります。Fenderのギターは、シリアルナンバーやオリジナルパーツの有無が査定額に大きく影響するため、事前にメンテナンスを行い、状態を整えてから査定に出すと良いでしょう。

Martinの買取相場一例

Martin（マーティン）は、アコースティックギターの世界で最も評価の高いブランドの一つであり、特に「D-28」や「D-18」といった定番モデルは安定した買取価格がつくことが特徴です。

例えば、「Martin D-28」は、中古市場での人気が高く、買取価格は12万円〜25万円程度になります。「Martin D-18」の場合、状態によっては8万円〜20万円ほどで買取されることが一般的です。さらに、ヴィンテージの「Martin D-45」や「D-35」は特に希少価値が高く、50万円以上の査定価格がつくこともあります。

Martinのギターは、製造年や材質によって価値が大きく変動します。特に、戦前の「Pre-War Martin」は非常に高額で取引されることがあり、場合によっては100万円を超える買取価格になることもあります。査定に出す前に、純正ハードケースの有無やネック・ボディの状態をチェックし、最適な買取業者を選ぶことが重要です。

YAMAHAの買取相場一例

YAMAHA（ヤマハ）は、日本国内外で人気のあるブランドで、エレキギター・アコースティックギターともに幅広いラインナップを展開しています。特に「FGシリーズ」や「LLシリーズ」のアコースティックギターは買取市場でも需要が高いです。

例えば、「YAMAHA FG830」の買取価格は1万円〜3万円程度ですが、「LL26」や「LL56」などの高級ラインになると、10万円〜25万円ほどの査定価格がつくこともあります。また、エレキギターの「YAMAHA SG2000」は、10万円〜20万円程度の買取価格が期待できます。

YAMAHAのギターは、比較的手頃な価格帯のモデルが多いため、買取額は他の海外メーカーと比べるとやや低めになることが多いですが、高級モデルや限定モデルであれば高価買取の対象になります。純正ケースや保証書を揃えて査定に出すことで、より高い価格で買取してもらえる可能性があります。

Taylorの買取相場一例

Taylor（テイラー）は、アメリカのアコースティックギターを代表するブランドの一つで、特に演奏性の高さとクリアなサウンドが特徴です。そのため、中古市場でも高い需要があり、状態次第では高価買取が期待できます。

例えば、「Taylor 814ce」は人気の高いモデルで、買取相場は15万円〜30万円程度となっています。「Taylor 314ce」の場合は、8万円〜18万円ほどの査定額がつくことが一般的です。また、「Taylor GS Mini」はコンパクトなサイズながら評価が高く、買取価格は3万円〜7万円程度となることが多いです。

Taylorのギターは、木材の種類や製造年によって買取額が変動します。特に「Koa（コア）」材を使用した限定モデルや、カスタムショップ製のギターはプレミアがつきやすく、高額査定となることもあります。純正ケースの有無や、メンテナンスの状態によっても価格が変わるため、買取前にはできる限り良好なコンディションを保つようにしましょう。

PRSの買取相場一例

PRS（Paul Reed Smith）は、ハイエンドなエレキギターを中心に展開しており、プロのギタリストからも高い評価を受けています。そのため、買取市場でも比較的高値がつくことが多いブランドの一つです。

例えば、「PRS Custom 24」は、買取相場が15万円〜35万円程度となっています。「PRS McCarty 594」の場合は、20万円〜40万円ほどの査定額がつくことが一般的です。また、SEシリーズの「PRS SE Custom 24」などは手頃な価格帯のモデルのため、買取価格は4万円〜10万円程度となる傾向があります。

PRSのギターは、アメリカ製の「Core」モデルと、比較的手頃な価格の「SE」シリーズ、日本向けの「S2」シリーズに分かれており、Coreモデルの方が圧倒的に高額買取の対象となります。また、トップ材のグレードや、カスタムオプションの有無によって査定価格が大きく変わるため、売却時にはモデルの詳細をしっかり伝えることが重要です。

GRETSCHの買取相場一例

GRETSCH（グレッチ）は、ジャズやロックンロールをはじめ、幅広いジャンルで使用されるセミアコースティックギターのブランドです。特に「ホロウボディ」のギターが有名で、独特の音色を持つことから、多くのギタリストに支持されています。

例えば、「GRETSCH G6120 Chet Atkins」は人気が高く、買取相場は15万円〜30万円程度です。「GRETSCH G5420T Electromatic」の場合は、5万円〜12万円ほどの査定額がつくことが一般的です。また、限定モデルやシグネチャーモデルは高額査定となることが多く、「Brian Setzer Signature 6120」などは、30万円を超える査定がつくこともあります。

GRETSCHのギターは、ヴィンテージモデルやUSA製のものほど高額で買取される傾向があります。また、ピックアップやブリッジなどのパーツがオリジナルのまま残っているかどうかも査定額に影響するため、改造している場合は事前に確認しておくことが大切です。買取前に弦を交換し、軽くクリーニングしておくことで、より高い査定を受けられる可能性があります。

ギター買取業者の選び方4選！優良買取店の条件を解説

ギターを売る際、どの買取業者を選ぶかで査定額が大きく変わるケースもあります。

適正な価格で売却するには、信頼できる業者を選ぶことが重要です。

ここでは、優良なギター買取業者を見極めるためのポイントを解説します。

ギターを専門的に扱っていて買取実績があり金額を掲載しているか

ギターを売る際には、その業者が専門的にギターを取扱っているかを確認することが重要です。総合リサイクルショップのように幅広い商品を扱う店舗では、ギターの価値を正確に査定できない可能性があります。一方で、ギター専門の買取業者であれば、豊富な知識を持つ査定士がしっかりと価値を見極めるため、適正価格での買取が期待できます。

また、買取実績が豊富であることも重要なポイントです。公式サイトや口コミで過去の買取事例を確認し、高価買取の実績があるかをチェックしましょう。特に、人気のギターやヴィンテージモデルがどの程度の価格で取引されているのかを公表している業者は信頼性が高いと言えます。買取金額を明確に提示している業者を選ぶことで、査定額の目安が分かりやすくなり、交渉もしやすくなります。

ヴィンテージギターやレアなエフェクターなどの価値を正確に把握できる

ヴィンテージギターや希少なエフェクターを売る際には、その価値を正確に評価できる業者を選ぶことが大切です。一般的なギターとは異なり、ヴィンテージ品は年式や状態、メーカーの人気度によって大きく価格が変動します。市場価値をしっかりと理解している業者であれば、正当な評価が期待できるでしょう。

また、限定生産されたエフェクターや特定のアーティストモデルなど、希少価値の高いアイテムは相場が分かりにくいことがあります。そのため、専門知識を持った査定士が在籍している業者を選ぶことが、適正な価格で売却するためのポイントです。事前に公式サイトや問い合わせで、どのようなギター・機材を得意としているかを確認すると良いでしょう。

店頭以外にも出張や宅配など自身の都合に合った買取方法があるか

買取方法の選択肢が豊富な業者を選ぶことも重要です。店頭買取は即日現金化が可能ですが、持ち運びが大変な場合があります。特に、大型のギターやアンプを売却する際には、出張買取や宅配買取があると便利です。

出張買取は、自宅まで査定士が訪問し、その場で査定・買取を行う方法です。自分で運ぶ必要がなく、手間をかけずに売却できる点がメリットです。ただし、出張エリアが限られていることがあるため、事前に対応地域を確認しておきましょう。

宅配買取は、ギターを梱包して業者に送る方法で、全国どこからでも利用できるのが魅力です。査定後に金額が提示され、納得すれば入金される流れとなります。買取業者によっては、無料の梱包キットを提供している場合もあるため、負担なく取引が可能です。自分のライフスタイルや都合に合わせて、最適な買取方法を選べる業者を選びましょう。

査定料やキャンセル料など各種手数料が無料か

査定を依頼する際に発生する手数料の有無も、業者選びの重要なポイントです。査定料が無料であれば、複数の業者に査定を依頼し、比較検討できます。しかし、査定料がかかる業者を選ぶと、比較するたびに費用が発生し、結果として売却価格が下がる可能性があります。

また、キャンセル料が発生しないかどうかも確認しておきましょう。査定額に納得できない場合、売却を見送ることもあるかもしれません。その際にキャンセル料がかかると、思わぬ出費となるため注意が必要です。

さらに、宅配買取を利用する際には、送料や返送料の有無も確認することが大切です。無料であれば、気軽に査定依頼ができますが、返送料がかかる場合、査定額に納得できず返品を希望すると余計な負担が生じてしまいます。優良な買取業者は、こうした手数料をすべて無料にしていることが多いため、事前に公式サイトや問い合わせで確認すると良いでしょう。

ギターを高く売るコツ6選！高価買取されるギターの特徴

ギターを売却する際、少しの工夫で買取価格を上げられます。

特に、有名メーカーのギターや良好な状態のものは高額査定が期待できるため、日頃の管理や売却のタイミングが重要です。

ここでは、ギターを高く売るための6つのポイントを紹介します。

ソフトケースやハードケース・保証書なども一緒に査定に出す

ギターを査定に出す際、本体のみでなく、ソフトケースやハードケース、保証書などの付属品も一緒に提出することで、査定額のアップが期待できます。特に純正のケースは重要で、ハードケースが付属していると、輸送時の保護性能が高まり、買取後の販売時にも価値が上がるため、査定額がプラスになることが多いです。

また、保証書や取扱説明書、購入時のレシートなどがある場合は、ギターの信頼性を高める要素となり、査定士が安心して評価できるため、買取価格が高くなる可能性があります。特に限定モデルや高級ギターの場合、購入時の付属品がしっかり揃っていることで、コレクター市場での価値が上がるため、買取業者にとっても評価が高くなります。

ケースがない場合でも、ギターの保存状態が良ければ問題なく査定を受けることはできますが、少しでも高く売るためには、できるだけ購入時の状態に近い形で査定に出すことをおすすめします。査定に出す前に、付属品が揃っているかを確認し、できる限り完全な状態で買取業者に持ち込むことが重要です。

エフェクターやカポタストなども一緒に査定に出す

ギター本体だけでなく、エフェクターやカポタスト、ストラップなどの関連機材を一緒に査定に出すことで、査定額のアップが期待できます。特に、有名ブランドのエフェクターやアンプは単体でも市場価値が高いため、ギターとまとめて売ることで、買取業者の評価が上がる可能性があります。

また、買取業者によっては「まとめ売りキャンペーン」を実施していることがあり、ギター本体と周辺機材をセットで査定に出すと、通常よりも高額で買取してもらえる場合があります。エフェクターは種類やメーカーによって価格が大きく異なりますが、BOSS、Electro-Harmonix、Strymonなどのブランドは特に人気があり、高価買取されることが多いです。

カポタストやストラップ、チューナーなどの小物類も、まとめて査定に出すことでプラス査定になる場合があります。特に、純正アクセサリーや高級モデルのカポタスト、特注品のストラップなどは、需要が高いため、ギターとセットで売ることでより高い買取価格を得られることがあります。

FenderUSAやGibsonなど有名なメーカーは安定して高値で取引される

ギターの買取価格は、メーカーによって大きく異なります。特に、FenderUSAやGibsonといった海外の有名メーカーのギターは、中古市場でも高い需要があり、安定した高値で取引される傾向があります。これらのブランドは、プロミュージシャンからアマチュアまで幅広い層に支持されており、新品・中古問わず人気が高いため、買取価格も高くなりやすいです。

特に、GibsonのLes PaulやFenderのStratocaster・Telecasterなどの定番モデルは、年代や仕様によっては数十万円以上の高値で取引されることもあります。ヴィンテージモデルや限定生産されたギターは、コレクターの間で価値が高くなることがあり、状態が良ければさらに高額で買取られる可能性があります。

また、USA製のギターは日本国内のギターと比べても材質や音質にこだわりがあるため、中古市場でも高く評価されます。特に、カスタムショップ製のモデルや、特定のアーティストモデルはプレミアがつくことがあるため、売却を考える際には事前に市場価値を調べることが大切です。

YAMAHAやグレコなどの国内メーカーはどの店舗でもほぼ買取可能

国内メーカーのギターも中古市場で人気があり、多くの買取業者で取扱いがあります。特に、YAMAHA、Greco、Tokai、ESPなどのブランドは初心者向けからプロ向けまで幅広いモデルが揃っており、多くの買取業者で買取が可能です。

YAMAHAのアコースティックギターは、日本国内だけでなく海外でも高い評価を受けており、FGシリーズやLシリーズなどは中古市場でも需要があります。また、Grecoのレスポールタイプのギターや、Tokaiのストラトキャスタータイプのギターなどは、ヴィンテージ市場でも価値が高まりつつあります。

国内メーカーのギターは、海外ブランドほどの高額査定にはなりにくいものの、安定した人気があり、どの買取業者でも売却しやすいのが特徴です。特に、オールドモデルや限定モデルはプレミア価格がつくこともあるため、売却の際には市場価値を確認し、できるだけ高く買取ってくれる業者を選ぶことが重要です。

日々メンテナンスをして状態をよくしておく

ギターの買取価格を最大限に引き上げるためには、日々のメンテナンスが欠かせません。長期間放置されたギターは、ネックの反りやフレットの減り、金属パーツのサビなどが発生し、査定額が大きく下がる可能性があります。特に、ハイエンドモデルやヴィンテージギターは状態によって価格差が大きくなるため、日常的なケアを心がけることが重要です。

メンテナンスの基本として、演奏後は弦を緩めておくと、ネックの負担を軽減できます。また、乾燥や湿気の影響を受けにくい環境で保管することも大切です。湿度が高すぎると木材が膨張し、逆に乾燥しすぎると割れが発生するため、適切な湿度管理を行いましょう。ケース内に湿度調整剤を入れておくと、長期間良好な状態を維持できます。

さらに、定期的に弦を交換し、指板やボディの汚れをクリーニングすることで、美しい外観を保てます。特に、金属パーツのサビは査定に影響しやすいため、専用のクロスやオイルを使ってこまめに手入れをしましょう。ピックアップやブリッジの調整も行い、できる限り良好なコンディションで査定に出すことで、より高い買取価格が期待できます。

査定前には軽くクリーニングする

ギターを査定に出す前には、軽くクリーニングを行うことが重要です。査定時にギターがきれいな状態であるほど、査定士に良い印象を与えやすく、買取価格が上がる可能性があります。

クリーニングの際は、専用のギタークロスを使い、ボディやネックの指紋やホコリを丁寧に拭き取ります。弦の汚れも落としておくと、査定士がギターの状態を正確に評価しやすくなります。特に、長期間弾いていなかったギターはホコリが溜まりやすいため、ブリッジやピックアップ周辺も丁寧に掃除しましょう。

また、金属パーツのサビやくすみがある場合は、専用のクリーナーを使用して磨くと見た目が改善されます。ただし、過度な研磨はパーツのコーティングを傷つける可能性があるため、適度にケアすることが大切です。指板の乾燥が気になる場合は、レモンオイルなどを使って保湿すると、見た目も美しくなり、査定額アップにつながることがあります。

見た目が綺麗なギターは、買取業者にとって再販しやすいため、査定時の評価が向上します。簡単なクリーニングだけでも印象が変わるため、査定前には必ず実施しておきましょう。

複数の業者に査定を依頼し相見積もりをとる

ギターの買取価格は業者によって異なるため、複数の業者に査定を依頼し、相見積もりを取ることが大切です。1社の査定だけで即決してしまうと、本来よりも安い価格で売却してしまう可能性があるため、できるだけ多くの業者に査定を依頼し、比較することが重要です。

近年では、オンライン査定やLINE査定を行っている買取業者も増えており、写真を送るだけで簡単に概算見積もりを出してもらえる場合があります。こうしたサービスを活用することで、自宅にいながら複数の業者の査定価格を比較し、最も高値を提示してくれる業者を選ぶことができます。

また、買取業者に対して「他社では○○円の査定額だった」と伝えることで、交渉によって買取価格が上がるケースもあります。業者によっては価格交渉に応じることがあり、特に高価なギターの場合は数万円の差が出ることもあるため、積極的に交渉を試みると良いでしょう。

相見積もりを取る際には、買取価格だけでなく、査定料や振込手数料、キャンセル料などの有無も確認し、最終的に受け取れる金額を比較することが大切です。

使用しないと決めたギターはなるべく早く売却する

ギターの買取価格は、市場の需要やモデルの流行によって変動します。使わないと決めたギターは、できるだけ早く売却することで、高値で買取ってもらえる可能性が高くなります。

特に、新しいモデルが登場すると、旧モデルの価値が下がることがあるため、売るタイミングを見極めることが重要です。また、経年劣化によってパーツが劣化し、修理が必要になると査定額が下がるため、できるだけ状態が良いうちに売却することをおすすめします。

ヴィンテージギターや限定モデルの場合、長期間保有することで価値が上がることもありますが、一般的なギターは時間が経つにつれて価格が下がる傾向があります。そのため、使用しないギターを持ち続けるよりも、早めに売却して適正な価格で買取ってもらう方が得策です。

また、年末年始や新学期前など、ギターを購入する人が増える時期は、中古市場の需要が高まり、買取価格が上がることがあります。売却のタイミングを見極め、市場が活発な時期に売ることで、より高額査定を狙えるでしょう。

ギター買取の注意点を解説！事前に確認しておくべきポイント

ギターを売却する際、少しでも高い査定を受けるためには、いくつかの注意点を事前に把握しておくことが重要です。

ここでは、リサイクルショップや専門店選び、弦の状態、ローン支払い中のギターについてなど、知っておくべきポイントを解説します。

これらを確認することで、よりスムーズで納得のいく買取が実現できるでしょう。

リサイクルショップではギターの価値が正しく査定されないことも

ギターを買取に出す際、リサイクルショップに持ち込む人もいますが、ギターの価値が正確に査定されないことが多いため注意が必要です。リサイクルショップは、広く多様な商品を取扱うため、専門知識を持ったスタッフが常駐していない場合があります。そのため、特に高価なギターやヴィンテージモデルなどは、市場価値を正しく反映した査定が行われにくいことがあります。

リサイクルショップでは、ギターに対する評価が曖昧になりがちで、一般的な目安に基づいた買取価格を提示することが多いため、専門店での査定と比べて低くなってしまうことがあります。特に、FenderやGibson、PRSなどのブランド品や、限定モデル、カスタムギターなどは、専門知識がないとその価値が見逃されてしまうことがあります。

そのため、ギターを高額で売却したいのであれば、専門の楽器買取店を利用するのが賢明です。専門業者は、ギターの状態やブランド、モデルに基づいた適正な査定を行うため、リサイクルショップよりも高値で買取をしてくれる可能性が高いです。

ギターの弦は切らずに張ったまま少し緩めて査定に出す

ギターを査定に出す際、弦を切るべきか、それとも張ったままにするべきか迷う方も多いでしょう。基本的には、ギターの弦は切らずに張ったまま、少し緩めて査定に出すのが最適です。完全に弦を外すと、ネックやボディに不自然な負荷がかかり、ギターの状態が悪化する恐れがあります。特にアコースティックギターやセットネックのエレキギターでは、弦の張力を無くすとネックが反ってしまうこともあります。

また、査定士は実際に弦を弾いて音の鳴りやピックアップの反応を確認することがあるため、弦が張られていないと、状態確認がスムーズに進みません。弦を張ったまま査定に出すことで、査定士がギターの全体的な状態をしっかり評価できるため、査定額がより正確に算出されます。

その際、弦は完全に張りすぎず、少し緩めておくことが重要です。弦の張力を適度に減らしておくことで、輸送中にネックやボディに余計な負担をかけず、ギターの状態を守ることができます。

ローン支払中のギターは所有権がないので買取不可の店が多い

ギターをローンで購入した場合、その支払いが完了するまでギターの所有権は購入者に移りません。ローン支払中のギターを売却することは、所有権が他の機関にあるため、ほとんどの買取業者では不可となります。このため、ローンが残っているギターを買取に出すことができる業者は非常に少なく、注意が必要です。

ローン支払い中のギターを売りたい場合は、まずローンを完済し、所有権が自分に移ることを確認してから買取を依頼する必要があります。ローン完済後には「完済証明書」を受取れ、これが買取業者に所有権を証明する書類となります。

ただし、買取業者によっては、ローン残債があるギターを買取対象としている場合もありますが、その場合、買取金額からローン残債を差し引いた額が支払われる形になります。つまり、最終的に手元に残る金額は少なくなることがあります。そのため、ローンの支払いが完了してから買取に出す方が、より満足のいく結果が得られるでしょう。

ギター買取でよくある質問

初心者セットで購入したギターは買取ってもらえますか？

初心者向けのギターセットでも、買取してもらえるケースは多くあります。ただし、一般的に初心者セットに含まれるギターは低価格帯のモデルが多いため、高価買取にはなりにくい傾向があります。特にエントリーモデルのギターは市場に多く流通しているため、買取価格が低めに設定されがちです。

しかし、状態が良好で付属品が揃っている場合、買取価格が少し上がる可能性があります。例えば、ソフトケース、アンプ、シールド、チューナーなどのアクセサリーが揃っていると、買取業者によってはまとめて査定し、多少のプラス査定をしてくれることがあります。また、有名ブランドの初心者向けギター（Fender SquierやYAMAHA PACIFICAなど）は、比較的需要があるため、買取に積極的な業者もあります。

一方、無名ブランドの初心者セットの場合、買取不可とされることもあるため、事前に業者の買取対象を確認することが重要です。もし買取が難しい場合は、リサイクルショップやフリマアプリを活用するのも選択肢のひとつです。まずは複数の業者に査定を依頼し、どこで売るのが最適かを検討すると良いでしょう。

音が出ないエレキギターは買取ってもらえますか？

音が出ないエレキギターでも、買取可能な業者は存在します。ただし、ギターの状態や修理の必要性によって査定額が大きく変わるため、事前に確認しておくことが大切です。特に、単なる接触不良や配線の断線など、軽度の故障であれば、修理後に再販できるため、買取対象となることが多いです。

一方で、深刻な故障や損傷がある場合、買取を断られることもあります。例えば、ネックの折れ、ボディの大きなヒビ、電子部品の欠損などがある場合、修理費用が高額になるため、業者によってはジャンク品として低価格での買取となることが一般的です。しかし、一部の専門業者では「ジャンクギター専門の買取サービス」を提供していることもあり、修理前提で買取ってもらえる場合もあります。

また、音が出ない原因が弦の劣化や電池切れといった単純なものであれば、自分で簡単に修理できることもあります。査定前に可能な範囲でチェックし、簡単な修理を行うことで買取価格が向上する可能性があるため、試してみるのも良いでしょう。まずは複数の業者に問い合わせて、買取可否や価格を比較するのがおすすめです。

フリマアプリと買取店の違いはなんですか？

ギターを売る方法として、フリマアプリと買取店のどちらを利用するべきか悩む方も多いでしょう。それぞれにメリットとデメリットがあるため、自分の状況に応じて最適な方法を選ぶことが大切です。

フリマアプリ（メルカリ、ラクマなど）の最大のメリットは、買取店を介さないため、自分で価格を設定できる点です。人気モデルや希少なギターの場合、相場よりも高値で売れる可能性があります。ただし、売れるまでに時間がかかることが多く、発送作業や購入者とのやり取りなどの手間もかかるため、すぐに現金化したい人には向いていません。

一方、買取店のメリットは、スピーディーに売却できる点です。査定を受けて買取価格に納得すれば、その場で現金化できるため、手間をかけずに売りたい場合に適しています。ただし、業者によって査定基準が異なり、フリマアプリと比べると買取価格が低くなりがちです。

結局のところ、少しでも高く売りたいならフリマアプリ、手間をかけずに早く売りたいなら買取店を利用するのが良いでしょう。また、両方を試してみて、状況に応じて最適な方法を選ぶのも一つの手です。